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三大夏風邪

2020年9月2日

うがい

こんにちは、平戸調剤薬局です!

夏になり、薬局でもヘルパンギーナに感染したお子さんをお見かけするようになりました。

7月から9月にかけて流行する感染症、いわゆる夏風邪には「ヘルパンギーナ」「手足口病」「プール熱」があり、三大夏風邪といわれています。


ヘルパンギーナ

症状は突然の高熱、のどや口の中の水ぶくれのような発疹、のどの痛みなどです。

主な原因ウイルスコクサッキーウイルスA群、B群、エコーウイルス
感染経路飛沫感染、接触感染、経口感染
潜伏期間2~4日
登園・登校全身状態がよければ可

手足口病

手、足、口の中に発疹や潰瘍ができるのが特徴です。おしりやひざ、顔に発疹があらわれる子もいます。
38℃台の熱が数日続くこともあります。

主な原因ウイルスコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71
感染経路飛沫感染、接触感染、経口感染
潜伏期間3~5日
登園・登校全身状態がよければ可

プール熱(咽頭結膜熱)

かつてはプールの水を介して感染が流行したことから「プール熱」と呼ばれています。
正式名称は「咽頭結膜熱」といいます。
感染力が強く、高熱、のどの炎症や、目の充血、目やに、涙目などの結膜炎を起こします。

プール熱は学校保健安全法において学校感染症第2種に指定されていて、主な症状が消えた後2日間経過するまで登園・登校は停止となるのでご注意ください。

主な原因ウイルスアデノウイルス(多くは3型)
感染経路飛沫感染、接触感染、経口感染
潜伏期間5~7日
登園・登校出席停止(主要症状が消退した後2日を経過するまで)

夏風邪の予防には、感染症予防の基本である手洗い、うがい、手指の消毒が重要です。

エスカレーターの手すりや、ドアノブなどにウイルスが付着している可能性があるので、外出後、食事の前、鼻をかんだ後などには、必ず手を洗うようにしましょう。

お子さんの体調の異変や、お薬の飲ませ方でお悩みの際は、薬局のスタッフにお気軽にご相談ください。お電話、メールでもご相談を受け付けています。

平戸調剤薬局 TEL 0950-23-8221

田平薬局 TEL 0950-57-2125

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